年賀状・暑中見舞いを整備工場の顧客フォローに使う|時期と郵便料金

車検と点検の案内は、お客様に用事があるときのはがきです。それに対して年賀状や暑中見舞いは、用事がなくても店の名前を思い出してもらうためのはがきで、次の車検までの2年間をつなぐ役割を持ちます。この記事では、整備工場が季節のはがきを顧客フォローに使うときの時期と郵便料金を、日本郵便の公表資料をもとに整理します。2027年用の年賀状は引受開始日と元日に届けるための差出日の目安が変わったので、例年どおりの段取りで動く前に確認してください。

季節のはがきの種類と送る時期

整備工場が顧客フォローに使いやすい季節のはがきは、年賀状、暑中見舞い、残暑見舞いの3つです。どれも通常はがきと同じ郵便料金で、2026年10月時点で1通85円です。送る時期は慣習で決まっていて、時期を外すと名前が変わったり、出す意味が薄れたりします。

はがき送る時期の目安出典・根拠
年賀状(2027年用)2026年12月20日から引受開始、元日に届けるには12月27日までに差し出す日本郵便 2027年用年賀はがき等の発行概要
暑中見舞い小暑(7月7日頃)から立秋の前日(8月7日頃)日本郵便「暑中・残暑見舞いのマナー」
残暑見舞い立秋(8月8日頃)から8月末頃まで。遅くとも処暑の候(9月7日頃まで)に届くように日本郵便「暑中・残暑見舞いのマナー」

暑中見舞いは、実際の暑さより暦が基準になると日本郵便は案内しています。立秋の前日までに届かないなら、残暑見舞いとして出します。7月の車検ラッシュの合間に準備がずれ込んだ場合は、無理に暑中見舞いにせず残暑見舞いに切り替えるほうが自然です。

以前は夏のおたより郵便はがき「かもめ~る」がありましたが、日本郵便は2021年度以降発行していません。夏のはがきは、通常はがきか、店で用意した私製はがきで出すことになります。私製はがきの規格ははがきの郵便料金と私製はがきの規格で確認できます。

季節のはがきを送る時期

整備工場が顧客フォローに使う季節のはがきは、年賀状、暑中見舞い、残暑見舞いの3つで、郵便料金はいずれも通常はがきと同じ1通85円です(2026年10月時点)。2027年用の年賀状は2026年12月20日から引き受けが始まり、元日に届けるには12月27日までに差し出します。暑中見舞いは小暑(7月7日頃)から立秋の前日(8月7日頃)、残暑見舞いは立秋(8月8日頃)から8月末頃までに届くように送ります(日本郵便)。夏のおたより郵便はがき「かもめ~る」は2021年度以降発行されていないため、夏は通常はがきか私製はがきで出します。

2027年用年賀はがきの販売期間と引受開始日

日本郵便の2026年8月31日の発表によると、2027(令和9)年用年賀はがきは2026年11月2日(月)9時から2027年1月15日(金)まで販売されます。販売終了日は、これまでの1月10日頃から1月15日まで延びました。当初発行枚数は5.6億枚で、前年の7.5億枚の約74.3%です。

整備工場の段取りに関わるのは引受開始日の変更です。年賀状の引受開始日は、昨年までの12月15日から2026年12月20日(日)に繰り下げられました。元日に届けるための差出日の目安も、12月25日から12月27日(日)に繰り下げられています。三が日の配達は元日と1月3日(日)です。

項目2027年用(今回)従前
販売期間2026年11月2日(月)9時〜2027年1月15日(金)販売終了は1月10日頃
引受開始日2026年12月20日(日)12月15日
元日に届ける差出日の目安2026年12月27日(日)まで12月25日まで
三が日の配達元日と1月3日(日)―
年賀タウンメールの差出期間2026年12月20日(日)〜12月24日(木)―

注意したいのは、12月19日(土)以前に出した年賀状の扱いです。日本郵便は、引受開始前に差し出された年賀状は通常郵便の標準送達日数で年内に届くと案内しています。年末の繁忙期を避けて早めに刷り上げ、12月15日に例年どおりまとめて投函すると、年賀状が年内にお客様の家に届いてしまいます。今回は投函日を20日以降にずらしてください。

2027年用年賀状の日程の変更点

2027年用の年賀状は、引受開始日が従前の12月15日から2026年12月20日(日)に、元日に届けるための差出日の目安が12月25日から12月27日(日)に繰り下げられました(日本郵便、2026年8月31日発表)。年賀はがきの販売は2026年11月2日から2027年1月15日までです。12月19日以前に差し出した年賀状は、通常郵便として年内に届くため、例年の感覚で12月15日に投函すると元日に届きません。整備工場で年末に年賀状をまとめて出す場合は、投函日を12月20日から27日の間に置くと、元日にお客様の手元に届きます。

年賀状を整備工場の顧客フォローに使うときの考え方

年賀状は、1年に1回、すべてのお客様に店の名前を届けられる機会です。車検の周期は自家用乗用車で2年なので、車検案内だけだと2年に1回しか接点がありません。間に年賀状が1通入るだけで、次の車検案内が届いたときに「いつもの店」と思い出してもらいやすくなります。

文面は、あいさつを主にして、宣伝は控えめにするのが基本です。そのうえで、整備工場らしい情報を一言添えると読まれやすくなります。たとえば次のような内容です。

  • 年末年始の休業日と、新年の営業開始日
  • 冬場に多いバッテリー上がりやタイヤの点検の受付
  • 担当者の名前と、相談を受け付ける電話番号
  • 今年車検を迎えるお客様への「満了日が近づいたらご案内します」の一言

日本郵便は2027年用で、ビジネスでのあいさつ状として使える「名刺年賀」のテンプレートを郵便年賀.jpに用意すると発表しています。デザインを一から作る時間がない店は、こうした素材を使う手もあります。一部の地域では、企業の広告が入って販売価格が1枚5円安い広告付年賀はがきも販売されます。

私製はがきで年賀状を出すときは、日本郵便が2026年11月2日に発行する年賀85円郵便切手が使えます。シール式で1枚単位で買えるので、店のロゴ入りのはがきに貼って出せます。

暑中見舞いと残暑見舞いの使い方

夏のはがきは、年賀状より出す店が少ないぶん、お客様の目に留まりやすいはがきです。暑中見舞いは、猛暑期に相手の健康を気遣うあいさつ状だと日本郵便は説明しています。整備工場なら、夏の車の不調に触れると無理なくつながります。エアコンの効きが悪い、バッテリーが弱っている、長距離の帰省前に点検したい、といった声が出やすい時期です。

日本郵便の文例の形にならうと、はじめに「暑中お見舞い申し上げます」などのあいさつを本文よりやや大きめの文字で書き、最後に相手の健康を気遣う一言で締めます。日付は詳しく入れず、暑中見舞いなら「盛夏」、残暑見舞いなら「晩夏」「立秋」「葉月」などと書きます。

暑中見舞いは喪中の方に送ってもよいという考え方が一般的だと日本郵便は案内しています。ただし出す時期(四十九日以降)や文面、絵柄に配慮するよう添えられています。年賀状を控えた喪中のお客様にも、夏のあいさつなら出せるという点は覚えておくと使えます。

整備工場の暑中見舞いの使い方

暑中見舞いは、小暑(7月7日頃)から立秋の前日(8月7日頃)にかけて、相手の健康を気遣って送る夏のあいさつ状です(日本郵便)。整備工場では、エアコンやバッテリー、帰省前の点検など夏に増える車の不調に一言触れると、宣伝くさくならずに入庫の相談につながります。日本郵便の文例では、冒頭に「暑中お見舞い申し上げます」、末尾に健康を気遣う言葉、日付は「盛夏」と書く形です。喪中の方に送ってもよいという考え方が一般的とされ、年賀状を控えたお客様との接点にもなります。

季節のはがきの郵便料金と費用の見積もり方

季節のはがきの郵便料金は、通常はがきと同じ1通85円です。お客様300件に年賀状と暑中見舞いの2回を出すと、郵便料金だけで300件×85円×2回=5万1,000円になります。ここに、はがきの用紙代、印刷代、宛名印刷と投函の作業時間が加わります。

見積もる項目年賀状暑中見舞い・残暑見舞い
はがき年賀はがき、または私製はがき+年賀85円郵便切手通常はがき、または私製はがき+85円切手
郵便料金1通85円1通85円
出す相手全顧客、または直近数年で入庫のあった方全顧客、または夏に点検を勧めたい方
作業の山12月20日〜27日の投函に合わせて年末に集中7月上旬の準備、7月中の投函
使い残しの扱い喪中で使えなくなった年賀はがきは販売期間中なら無料で通常切手類と交換書き損じは所定の手数料で交換

出す相手は、全顧客でなくてもかまいません。何年も入庫のないお客様や、車を手放したお客様まで含めると、費用のわりに効果が見えにくくなります。直近の入庫実績で絞ると、同じ予算で文面に手をかけられます。顧客の住所を案内に使うときの決まりはDMと個人情報:顧客に案内を送るときの利用目的と委託で確認してください。

近親者の不幸で使えなくなった年賀はがきは、販売期間中であれば無料で通常切手やはがきと交換できると日本郵便は案内しています。印刷代を含む商品は、料額分での交換になります。店の関係者に不幸があって年賀状を見合わせた年も、はがき代はむだになりません。

季節のはがきと車検案内の分け方

季節のはがきに車検案内を混ぜたくなりますが、別々に出すほうが伝わります。年賀状の時期は、お客様ごとの車検満了日とは関係なく決まっているからです。12月に「来年の車検もお任せください」と書いても、満了日が10月のお客様には10か月先の話で、記憶に残りません。

車検案内は、2025年4月1日から満了日の2か月前から受検できるようになったことに合わせ、満了日の約2か月前と約1か月前の2回に分けて出すのが基本です(国土交通省)。こちらは時期をお客様ごとに合わせる必要があるので、台帳から対象者を抜き出して毎月出し続ける仕組みのほうが向いています。満了日の管理は車検満了日の確認方法と顧客台帳での管理で解説しています。

日本カーネットの車検・点検案内ハガキの発送代行が扱うのは「車検ハガキ」「点検ハガキ」の2種類で、用紙は3つ折りの圧着ハガキです。宛名の差し込み印刷から投函までを1通120円〜(別途初期費用)で代行し、月曜日から土曜日まで発送、受付から最短3日でお客様に届きます。毎月の車検と点検の案内を発送代行に任せ、空いた時間で季節のはがきに一言手書きを添える、という分担もできます。文面の参考には車検・点検案内はがきの文面例とテンプレートも使ってください。

よくある質問

2027年用の年賀状はいつから出せますか?
年賀状としての引き受けは2026年12月20日(日)からです。12月19日以前に出すと通常郵便として年内に届きます。元日に届けるには12月27日(日)までに差し出してください(日本郵便)。
暑中見舞いと残暑見舞いの区切りはいつですか?
暑中見舞いは小暑(7月7日頃)から立秋の前日(8月7日頃)まで、残暑見舞いは立秋(8月8日頃)から8月末頃までに届くように送ります。遅くとも処暑の候(9月7日頃まで)に届くようにと日本郵便は案内しています。
季節のはがきの郵便料金はいくらですか?
年賀状、暑中見舞い、残暑見舞いとも、通常はがきと同じ1通85円です(2026年10月時点)。私製はがきで年賀状を出す場合は、年賀85円郵便切手が使えます。
年賀状に車検の案内を書いてもよいですか?
書いてもかまいませんが、年賀状の時期とお客様ごとの車検満了日は関係がないため、伝わりにくくなります。車検案内は満了日の約2か月前と約1か月前に別に出し、年賀状はあいさつと営業日のお知らせにとどめるほうが読まれます。
自動車整備システムの顧客データを季節のはがきに使えますか?
自動車整備システムに住所と入庫履歴があれば、直近で入庫のあったお客様に絞って宛名を出せます。整備ソフト おすすめを比べるときは、車検や点検の案内だけでなく、こうした対象の絞り込みがしやすいかも見ておくと、季節のはがきの準備が軽くなります。

出典・参考資料

記載内容は2026年10月7日時点で公表資料を確認したものです。郵便料金・制度は改定されることがあるため、最新の内容は日本郵便・所管官庁の公表資料でご確認ください。

車検・点検の案内ハガキ、出すのはワンクリックだけに。

宛名の印刷、切手の貼付、投函までを代行します。1通120円〜(別途初期費用)、月曜から土曜まで発送、受付から最短3日でお客様に届きます。整備システム・整備ソフト DREAM POWER の車検点検案内の画面から、そのまま発送を依頼できます。

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